家庭菜園を副業に!確実に稼げる 週末農業 副業入門を読んで

 

 

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こんにちは!

栄村地域おこし協力隊のしんぺーです。

 

さいたま市から栄村に移住してきて、

これだけは絶対にやりたいということがありました。

 

それはやはり

 

家庭菜園!!

 

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そろそろ草取りしなくちゃ

 

 

 

毎日楽しく水やりしております。

 

しかし、楽しみだけで終わらせるつもりはありません。

 

地域おこし協力隊の任期は3年。

その後につながる何かを見つけておきたい。

 

ということでこんな本を買いました。

 

 

確実に稼げる 週末農業 副業入門 !!

 

 

 

 

 

どんな本?

 

著者の言葉をそのまま借りると、本書は

 

「初心者向け」に家庭菜園の入門から野菜づくりの魅力、そして副業として収入を得る方法を詳しく解説するもの

 

 

です。

 

 

だからこんな人におすすめです。

 

 

・まったくの未経験者だが家庭菜園をやってみたい人

・農業に興味があるが都会に住んでおりどうすればいいか分からない人

・楽しみながらできる副業を探している人

 

 

逆にこんな人には物足りないかも

 

 

・もうすでに家庭菜園をやっている人

・販売方法について詳しく知りたい人

・新規就農を見据えている人

 

 

僕は正直後者でした。

 

というのも、本書でいう「初心者」とは農業を本当に、まったくやったことがない人を指しているからです。

 

なのでそのような人たちに向け、魅力や作り方を一からやさしく、丁寧に教えています。

 

僕の場合は作り方ではなく、販売の方法を詳しく知りたかったんです。

 

知っていることも結構ありました。

そんな偉そうなこと言っておきながら学んだことも多いですけどね。笑

 

 

ということで、そこをふまえて中身をざっくり紹介していきます!

 

 

確実に稼げる 週末農業 副業入門 ざっくり紹介

 

本書は1章から6章までありますが、

おおまかに

 

前半パート:農業の魅力や心構えなどの準備編

 

中間パート:栽培方法など基礎知識編

 

後半パート:販売・販路開拓についての解説編

 

の三つに分けることができると思います。

 

 

前半パート:農業の魅力や心構えなどの準備編

 

著者の岡本恭子さんは家具職人として生活しているときに友人の影響で家庭菜園にハマり、

野菜づくりの魅力に気付いたのだそうです。

 

野菜づくりがもたらすメリットとして

 

・心にゆとりができる

・想像以上にリフレッシュ効果がある

・食の楽しみを実感できる

 

などを挙げています。

 

これは本当に同意です!

 

外に出て野菜の世話や草とりなどを黙々とやっていると、

気持ちの整理ができ、リフレッシュになっているのを感じますね!

 

 

また農業をする上での心構えとして

 

・まずは100円ショップで売っているもので気軽に無理なく始めるべき

 

と同時に

 

・世話は人任せにせず自分でやらなければならない

 

とも言っています。

 

これもまさにその通りだと思います。

 

野菜づくりは基本的に毎日作物の様子を見に行かなければなりません。

 

なので無理がなく、自分の力で続けられる範囲で楽しむのがいいと思います。

 

そこで自分が野菜づくりに向いているのかを判断できればベストですね!

 

 

中間パート:栽培方法や土地の借り方などの基礎知識編

 

このパートではまず、それぞれの野菜の種まき・収穫の時期などを説明し、

 

そのあとに畝づくり、追肥、わき芽とりといった多くの野菜で共通する作業の解説をしています。

 

自分がすこし物足りないと感じた部分でもあります。

 

これらの作業は一つ一つの野菜を育て、

自分で作っていく過程で自分で調べ自然と学んでいきます。

 

すでに野菜づくりを実践中の自分にとっては知っていることが多かったです。

 

でも、解説自体はとても分かりやすく書いてあったので

やったことが一切ない人にとってはイメージがわきやすくて良いのではないでしょうか?

 

 

後半パート:販売・販路開拓についての解説編

 

自分で作った野菜を売るための手段として

まず初めに直売所が挙げられます。

 

自分で栽培した野菜を、自由に値段を決めて販売できるからです。

 

パッケージングが必要であること、また売れ残った場合は自分で引き取りにいかなければいけないみたいですが

 

さらに直売所で売れるためには市場調査もしなければなりません。

 

例えば、

 

・一人暮らしの多い地域では小ぶりの野菜が売れやすく、外食をする機会が少ない地域では煮物に使う料理がよく売れるといった客層の把握

 

・直売所に出品する農家で、定年退職者が多い地域は値段で勝負しないことといったライバルチェック

 

などです。

 

 

また販路開拓に関しては、個人が取り入れやすい5つのパターンとして

 

 

     直接の知り合いや地域の人に販売する

     カフェやレストランに買い取ってもらう

     フリーマーケットなどイベントで販売する

     ブログなどソーシャルメディアで販売する

     ネットショップを作る

 

を挙げています。

 

 

様々な方法がありますが、これら解説のなかで共通していることは

 

・まずは身近なところから段階を経て実践していくこと

 

・供給量や品質をしっかり守り信頼を裏切らないこと

 

・売れない時などもめげずに続けること

 

などを挙げています。

 

 

当然のことですが、これらは野菜以外の商品の販売にも通じていますね。

 

 

ただやはり身の丈にあった販売を心掛けなければあまりいい結果にはならなそうですね

 

 

まとめ

最初に書いた通り、この本は「初心者向け」に作られた本です。

 

なのでゼロから生産をはじめ販売に至るまでの全体のイメージを把握するにはとても良い本だと思います。

 

個人的には

 

 

・本の内容を実践した人の例

 

であったり

 

・どの野菜はどれくらいの収量であるか

 

など、

 

具体的な事例や数字がもう少し欲しいと感じました。

 

 

ただ、勉強になることもたくさんあったので僕のような家庭菜園をすでにやっている人でも余裕があれば買ってみてもいいとは思います。

 

 

今回はこれにて終了!

 

参考になれば幸いです!

 

 

それでは!

 

 

 

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