こんにちは!
ド田舎暮らし2年目のしんぺー(@shinpei_sakae)です。
今回のテーマは「田舎暮らしは段階を踏んでいこう」という話です。
突然ですが僕は最近、村営の集合住宅から山奥の一軒家に引っ越しました。
ただでさえ栄村は超田舎なのに、その中でも
「あそこはヤバい」
なんて言われるようなところです
\ 限界集落暮らし始めました //
村営の集合住宅を出てはや三日
ようやく新居に慣れてきました今の住居は山奥の行き止まり
4世帯しかない限界集落の空き家栄村の人にすら
「あそこはやばい」
なんて言われますが、今とてもワクワクしていますここなら周りを気にせず何でもできる! pic.twitter.com/XkHDFChu1p
— しんぺー@農民 (@shinpei_sakae) November 4, 2020
4軒しかない限界集落で、人よりも獣と共存している感じ
どうやら雪もかなり降るみたいで、恐怖で震えながら毎日すごしています(笑)
とはいえ、移住当初からしたかったのはこんな生活
田舎の広い一軒家で、周りを気にせず、自然と共存するような生活
雪は不安ですが、それでも毎日がめちゃくちゃ楽しく充実していると言えます
移住してから1年半かかり手に入れたこの素晴らしい環境。
今になって思うと、最初の一年半の土台作りがなかったら今みたいに山奥暮らしを満喫できてなかったとしみじみ思うのです
ということで今回は
田舎暮らしを失敗しないために、段階を踏んでいきましょう
というテーマを、僕の実体験も含めて書いていきたいと思います
段階を踏むとはどういうことか
田舎暮らしにおける段階を踏むとは
「理想としている生活と現実を照らし合わせ、自分のやりたいことを修正していく」
という意味です。
例を挙げて説明しますね
仮にあなたが現在東京に住んでいて、長野県の自然に囲まれた山村に住みたいとします
田舎の中古の家に住み、家庭菜園を楽しみ、たまにはキャンプやスキーに出かける
そんな生活を求めているとしましょう
だからと言って、最初から庭付き一軒家を購入し、地域の人との人間関係を築かず移住するのはおすすめしません
そうではなく、
最初は賃貸を借りその村に住み始め、少しずつ地域の情報を手に入れ人間関係をつくる
そうしたのちに、
その村に本当に住みたいか、キャンプなどはここじゃないとできないか、家を購入する必要はあるかなどを判断する方が絶対に良いということです
まずはお試しで住んでみて、
自分の理想と、住んでみて分かった現実を一つずつ照らし合わせていく
このようなことが「段階を踏む」ということです
実際僕もこのような段階を踏みました
移住したての頃は村営住宅に住み、
家だけで見ればさいたま時代のアパートとほとんど変わらない生活をしていました
そののちに、自分が将来やりたいことや人間関係と照らし合わせ、現在の限界集落に引っ越したのです
一年半お世話になった村営住宅を出ます!
改めてみると、やっぱ田舎の住まいはでけーわ
なんか愛着わいて寂しい気分今度はさらに山奥へ pic.twitter.com/9Zq4Y0Uw49
— しんぺー@農民 (@shinpei_sakae) October 30, 2020
どんなに下調べしても、分からないことがある
スーパーや病院の有無、だいたいの気候、一年にかかる費用など
ある程度のことは確かに調べられるでしょう
しかし、地域活動やその地のルール、
なにより自分が本当に田舎にあっているのか
そのようなことは実際に住んでみないと分かりません
僕は長野県の栄村という農村に住んでいますが
お盆の夏祭りが村民にとってかなり大事な行事であることや、
年末に消防団の活動があることを知りませんでした
また集落という地域の単位があり、
それぞれ人の雰囲気がはっきりと違うことにも非常に驚きました
やはり都会とは大きく違う部分もあるので、
溶け込めない人も当然出てくることでしょう
僕も職業上多くの移住者に会ってきましたが、
理想とのギャップを感じ都会に戻っていく人をたくさん見てきました
そのような人たちが悪いとは思っていません
ただその土地が合わなかっただけ
しかし何も調べず家や車、機械など高い買い物をした場合は別
もしその状態で田舎暮らしがあわないと感じた場合は、多額のお金や手間が無駄になってしまうかもしれません
焦らず土台作りをしましょう
先ほど書いた通り、
まずはお試しで住んでみて地域のこと、人のこと、そして自分のことをしっかり知ることが大事です
お試しの移住には実際に多くのメリットがあります
例えば僕が住んでいた集合住宅の場合、
そこに住んでいる人は地域活動に参加する必要がありません
地域活動がないので草刈り機などにお金を使わなくてもよくなります
除雪機などを交代で使うこともあるようです
田舎にどっぷり浸かりすぎない状態で少しずつ地域のことや人を知る
そのように土台をつくった上で、どこに、どのように住みたいか決めていく
その途中で「別に田舎である必要はないな」と思う人も出てくるでしょう
それはそれで一つの学びですし、リスクも少ないと思います
まとめ
田舎暮らしは段階を踏むべきという話、いかがだったでしょうか?
まとめると
〇田舎には住んでみないと分からないことも多い
〇だからまずはリスクの少ない方法でお試しで住んでみる
〇お試しの間に地域のこと、人を知る
〇その上で自分の本当にしたい生活を修正していく
このような感じになります
みなさんも、移住を検討する際はぜひとも参考にしていただければと思います
久々の投稿になりましたが、
今後も地方移住やアウトドアについての情報を発信していくのでよろしくお願いします!
ツイッターの方では自分の日常も含めて発信していますのでそちらも合わせていただければ幸いです
今日は庭で夜ご飯
早く帰ってきたらついやってしまうとりあえず冷蔵庫にある野菜と肉をダッチオーブンにぶちこんで、貰い物のトマトジュースで煮る
外補正、寒さ補正もあってこれだけでうまい
幸せや pic.twitter.com/dd0hpZKP0G
— しんぺー@農民 (@shinpei_sakae) December 3, 2020
それではまた~
コメント